低出力レーザー光
特定の波長を持つレーザーを用いる照射方法です。
光が身体に与える作用とは。低出力光線療法(Low Level Light Therapy:LLLT)やフォトバイオモジュレーション(Photobiomodulation:PBM)と呼ばれる光を用いた治療について、その特徴や生体への作用、健康・美容分野での可能性を、研究成果や臨床経験をもとにわかりやすく紹介します。
PBMについて知る →フォトバイオモジュレーション(Photobiomodulation:PBM)とは、特定の波長の光を生体に照射し、細胞や組織の働きを調節することを目的とした光技術です。
主に赤色光や近赤外光を用い、レーザーやLEDなどの光源によって照射します。光が細胞内の光受容分子に作用し、ミトコンドリアの働きやATP(細胞のエネルギー源)の産生、細胞内の情報伝達などに影響を与える可能性が研究されています。
疼痛の軽減、炎症反応の調節、組織修復、皮膚の状態の改善などについて研究が進められていますが、効果は波長、照射強度、照射時間、対象となる組織などで異なり、すべての症状に有効と確立されているわけではありません。
参考文献:Chung H, Dai T, Sharma SK, Huang YY, Carroll JD, Hamblin MR. The Nuts and Bolts of Low-level Laser (Light) Therapy. Annals of Biomedical Engineering. 2012;40(2):516–533. DOI: 10.1007/s10439-011-0454-7.
赤色光や近赤外光を用いたLED・レーザー照射は、スポーツ、美容、医療、動物の分野で研究と応用が進んでいます。
光を利用した治療やケアには、さまざまな光源や照射方法があります。
日本で使用されている代表的なものとして、レーザー光、LED光、キセノン光、直線偏光近赤外線、カーボンアーク灯などが挙げられます。
それぞれ光の波長、照射強度、照射方法などに特徴があり、生体への作用について臨床と研究が進められています。
本サイトでは、これら5種類の光照射技術について、その特徴や作用機序、研究成果、臨床応用をわかりやすく紹介します。
特定の波長を持つレーザーを用いる照射方法です。
発光ダイオードを光源として用いる照射方法です。
キセノンランプから発する光を利用する方法です。
一定方向に偏光した近赤外線を用いる方法です。
炭素電極間の放電で生じる光を利用する方法です。
各方法の臨床研究・基礎研究は、確認できた原著論文や総説を引用したうえで、個別ページに掲載しています。光源ごとの効果を一律に断定するものではありません。
光の生体作用を理解するための動物実験と、波長別の研究成果を紹介します。各ページで研究内容と引用文献を確認できます。
研究結果は対象や照射条件によって異なります。各研究の出典を示して紹介します。